マグナ50 ブレーキフルード交換
今回はアクスルシャフトのグリスアップに続きましてフルード交換を行っていきます!
フルードのリザーブタンクを開ける前にしっかりと飛散対策に養生を行ってください。
*ブレーキフルードは塗装面等に非常に攻撃性が高いので付着してしまった際は水で洗い流してください!
リザーブタンクのキャップを開けばフルードとご対面です!
この時にブレーキフルードの量を記憶しておいてください!
このように黒っぽく変色してしまっている物は本来の性能が発揮できず、気泡が増えたり沸騰しやすくなり、ブレーキが正常に効かなくなる可能性があります。
【半透明(物により多少違いはあります)→オレンジ色→橙色→黒
のように色が徐々に暗く変色していきます。】
次にブリーダーバルブ(黒いキャップの所)を開けてフルードを抜いていきます!
緩める前にホースを繋いでおいた方がいいです!
この様にメガネレンチを通して作業していきます!
ざっくりと手順の方を説明させていただきます。
手順1,ブレーキレバーを数回握ります。
手順2,レバーを強く握ったままブリーダーバルブをメガネレンチで緩む方に回す。
手順3,ピュッとフルードがホース内に出たところでブリーダーバルブをメガネレンチで締めます。*まだレバーは握ったままです。
手順4,レバーが重くなるまで数回握ります。
手順1,2,3,4,を繰り返し行います。
このように5回目ほどでリザーブタンクからブレーキフルードが抜けます。
ここからはブレーキフルードを追加しながら作業を続けます。
たまにリザーブタンク内に気泡が上がってきて破裂して飛散する事がありますので目や塗装に付かないようにお気をつけください。
*リザーブタンク内のフルードが空になっている状態でレバーを握るとエアーが噛んでしまい、フルード交換のやり直しになってしまいますのでフルードを切らさない様にこまめに追加してください。
ブリーダーバルブから綺麗なブレーキフルードが出てくるまで上記の作業を続けます。
フルードの開通後はブリーダーバルブをしっかりと締め、リザーブタンク内のフルードを規定値まで補充して蓋をして終了となります。
*ブレーキパッドが減っている状態でリザーブタンクを満タンにするとパッド交換の際にフルードが溢れ出してしまいますのでキャップを開けた時の量に合わせておくと無難です。
フルード交換が終了したら洗車等で飛散したフルードを洗い流してあげるといいですよ!
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*おなじみですが、あくまで個人の整備です。自己責任にてよろしくお願いします。
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